リノベーションの耐震性

テイストを自由に出来るのがリノベーションの楽しさ

中古物件をよみがえらせ、価値を高める方法としてリノベーションに注目が集められています。
リノベーションとは原状を回復し同程度の価値を復原するリフォームと異なり、大幅な改築を施し原状以上のスペックを実現することで、施主の意向を自由に取り入れられることが魅力とされています。
まずは好みのテイストを選ぶことで空間のコーディネートがしやすくなります。
人気の北欧テイスト、ヴィンテージテイスト、ナチュラルテイストなどがありますが、テイストを決めることでその後配置する家具も選びやすくなります。
施工会社でさまざまなテイストをカタログで確認することもできますし、インテリアショップなどを実際に周ってその空間に身を置くことでイメージしやすくなることもあります。
ただし中古マンションをリノベーションする際は、共用配管など個人で自由に変更できない部分があったり、水回りの配管は二重床であることが条件であるため、希望している間取りが実際に施工可能かどうか事前に確認する必要があります。

リノベーションの耐震性

マンションと木造住宅をリノベーションで、耐震性を強化させたいと考えたとします。
マンション内の場合は建物を支える足の部分が頑丈と判断した際は、内部に手を加えることになります。
リノベーションをする際に重要な部分は、マンション内の壁にあたる所で、大きな地震がきても崩れないように耐震性強化のための工事をします。
作業が終わると壁を分厚くさせることになるので、地震が発生しても、天井から崩れ落ちたりしない結果につながります。
マンションに住んでいる住民は、その話を伝えれば喜んでくれるはずです。
木造住宅の場合は、2000年以降に建てられた場合は、耐震補強がしっかりしているので基礎の部分は大丈夫です。
内部については箪笥や神棚が大きな地震に耐えきれず、落ちてくる場合があります。
箪笥と神棚の置かれている下にリノベーションをすると、下に落ちたり、倒れたりしないように支える部分が取り付けられます。
費用がそれほどかからないため、気楽に依頼をできるのが長所と言える工事です。